滋賀県青年海外協力隊50周年記念イベントへ
10月10日は、草津市で滋賀県青年海外協力隊の50周年記念イベントがありました。
滋賀県青年海外協力協会の活動は、仕事の都合もあって、この3年間はほとんど関わることができなかったので、久しぶりの参加となりました。
青年海外協力隊のバングラデシュでの経験は、その後の価値観や生き方に大きく影響を与えてくれました。そして、隊員のOV会である滋賀県青年海外協力協会は、OV同士のつながりができただけでなく、学校などで体験談を話す機会をいただいて、バングラデシュでの活動をふりかえり、自分の中で整理する機会をいただきました。
当時の会長さんなども来られて、懐かしいお顔に出会えた1日でした。
現在、滋賀県の協力隊参加者は約400名。50年の歴史を感じます。
モンゴルで保健師の活動をされた隊員やザンビアで野菜栽培の指導などの活動をされた隊員の報告がありました。
いつも帰国報告を聞くと、自分が現地で感じていた葛藤や喜びなどが鮮明に思い出されます。
基調講演には、前滋賀県知事の嘉田由紀子さんが来てくださいました。学生時代にマラウイなどで研究された文化圏の違いによるトイレの話や現在学長をされているびわ湖成蹊スポーツ大学での学生へ伝えておられることなどをお聞きしました。
滋賀県青年海外協力協会で毎年発行されているA5版の小さな冊子「協力のなかの青春」は、滋賀県から出発した協力隊員に現地の活動や生活の様子を寄稿していただいています。28号を数え、こちらも継続の力を感じます。
バングラデシュでの日々が鮮明に蘇り、また現地へ行きたくなりました。
11月28日に協力隊を題材にした
映画「クロスロード」が公開されるそうです。
滋賀県内での上映は無いのですが、京都駅そばの
T・ジョイ京都で上映されます。
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